民法改正研究会への出席

平成24年4月13日(金)14:00~よりシティプラザ大阪4階「奏の間」において、全国中小企業団体中央会並びに大阪府中小企業団体中央会主催による民法改正研究会が開催されました。前東京大学法学部教授で法務省経済関係民刑基本法整備推進本部参与の内田貴先生から今回の見直しの背景(1.契約ルールの透明性の向上、2.現代的な取引への対応)と中小企業から見た債権法改正について、大変わかりやすいお話をお聞きすることが出来ました。

法律(特に契約関係)の仕事に携わっておられない一般の方にとっては、今回の民法改正について、現時点ではあまり関心が高くないように思われますが、我が国の民法の「民主化」(経済取引の基本ルールである民法の内容を、国民にとってより判り易くする事)並びに「国際化」(海外でも日本の民法が使われるために、取引に必要な事項がわかりやすくきちんと書かれている事)の為に極めて重要な取り組みである事が、今回先生のお話をお聞きしてよく理解出来ました。民法に限らず、根本的な『仕組み』を変化の時代に即してより良くかつ新しくする事が不可欠なのだと思います。

法務省では法改正に向けて、2013年2月予定の中間試案作成のために現在分科会を設置して審議を続けておられるそうです。我々にとっても決して他人事ではない今回の民法改正の動きを注意深く見守って行きたいと思います。なお、内田貴先生がちくま新書より出版されている書籍「民法改正-契約のルールが百年ぶりに変わる」は民法改正の経緯を非常にわかりやすく説明されていますので、ご興味のある方は是非ご一読をお勧め致します(事務局 向出 伸弘)。